2009年 秋 芸術に触れる秋、竹久夢二の作品を見に出かけよう 夢二郷土美術館
提供:夢二郷土美術館 http://www.yumeji-art-museum.com/
岡山を生誕の地とし、日本を代表する画家であり、詩人であり、デザイナーであった竹久夢二。誰もが一度は彼の名前を耳にしたことはあると思うが、竹久夢二がいったいどんな人物であったのか、どんな作品を残していたのかを皆様はご存知だろうか。夢二郷土美術館では今、夢二の生誕から125年を祝したイベントを開催中との事。芸術の秋、竹久夢二に触れてみてはいかがだろうか。
【竹久夢二のご紹介】
竹久 夢二(明治17年9月16日~昭和9年9月1日)
本名は竹久茂次郎。岡山で代々酒造業を営む家の次男(兄が前年に亡くなっていたため、実際には長男)として生まれる。16歳で岡山を離れ、兵庫・福岡と移り住み、18歳で上京。早稲田実業学校に入学し、在学中に投書したコマ絵でデビュー。「夢二」の名で画家として、また詩人やデザイナーとして活動の幅を広げていくこととなる。
【一部作品のご紹介】
「立田姫(たつたひめ)」 「秋のいこい」 「加茂川」 「童子」
【インフォメーション】
~夢二郷土美術館よりイベントのお知らせ~
竹久夢二生誕125年記念企画 館蔵名品展II
2009年10月14日(水)~2010年1月31日(日)
夢二生誕125年を記念し、秘蔵の名品をご紹介する企画展の第二弾です。
名作挿絵原画「凝視(ぎょうし)」
大正9年(1920)から大阪時事新報(現大阪新聞)に連載された長編小説の挿絵原画ですが、昭和46年(1971)に発見されるまで約半世紀も行方がわからず、夢二郷土美術館に収蔵されるまではさらに20年を要した貴重な作品です。
しっかりと描き込まれた挿絵は、日に日に凄みを増し当時の人々の反響を呼んだといいます。
松田基コレクション~近代日本画名品展
松田基初代館長のコレクション作品の中から、下村観山の大作「鵜図」の屏風をはじめとする近代日本画の名品の数々を併せてご覧いただきます。

大作屏風「鵜図」
普段は目にできない、ふたつの名品展をこの機会にぜひご鑑賞ください。

125th anniversary
生誕125年を迎える2009年、夢二郷土美術館では普段目にすることのない“夢二”をご紹介したいと考え「夢二のデザイン」をテーマに、これまでほとんど公開されてこなかった、珍しいデザインの原画や作品の数々を通してご紹介する展覧会を開催しています。
夢二の新しい魅力を再発見していただければ幸いです。
【夢二郷土美術館のご紹介】
[夢二の作品を見るならココ!!]
夢二郷土美術館 本館
◆住所:岡山県岡山市中区浜2-1-32
◆開館時間:午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
◆観覧時間:約30分
◆休館日:月曜日(祝日の場合は翌日休館)及び年末年始(12/28~1/1)
◆入館料:大人700円、中高大学生400円、小学生300円
※20名以上の団体は2割引
障害者割引(障害者手帳の提示で2割引)、介助者1名は無料
◆駐車場:乗用車10台、大型バス2台
[夢二の生誕地・生家を知るならココ!!]
夢二郷土美術館 分館(夢二生家・少年山荘)
◆住所:岡山県瀬戸内市邑久町本庄
◆開館時間:午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
◆観覧時間:約40分
◆休館日:月曜日(祝日の場合は翌日休館)及び年末年始(12/28~1/1)
◆入館料:大人500円、中高大学生250円、小学生200円
※20名以上の団体は2割引
夢二生家、少年山荘の二館をご覧いただけます。
障害者割引(障害者手帳の提示で2割引)、介助者1名は無料
◆駐車場:乗用車10台、大型バス2台