美術館や博物館が点在しています。岡山の歴史と美術散策をお楽しみ下さい。
[ 岡山城 ]
岡山城は戦国時代に活躍した宇喜多氏が本拠としたことで、近世城郭の基礎が生まれ、その後小早川氏、池田氏により整備、拡張された。
その外観は黒漆塗が特徴的で、別名「烏城(うじょう 烏=からす)」とも呼ばれ、隣県の「白鷺城(はくろじょう 白鷺=しらさぎ)と
呼ばれる姫路城と対比されることも多い。
[ 岡山後楽園 ]
後楽園は、日本三名園(他は、金沢の兼六園、水戸の偕楽園)のひとつに数えられ、国の特別名勝に指定されました。
[ 林原美術館 ]
林原美術館は、日本をはじめとする東アジア地域の絵画や工芸品と、旧岡山藩主池田家から引き継いだ
大名調度品を中心とするコレクションが集まる美術館です。
[ 岡山市立オリエント美術館 ]
古代オリエントの美術品が1,947点寄贈された事を機に1979年(昭和54年)開館した。現在では約5,000点もの収蔵品を抱え、
国内唯一の古代オリエントを専門とする公立の美術館として研究拠点としても機能している。
[ 岡山県立美術館 ]
岡山県にゆかりがある雪舟・宮本武蔵・浦上玉堂・岡本豊彦・国吉康雄らをはじめとした芸術家の作品を所蔵し、
そのジャンルは古書画・日本画・西洋画・彫刻・工芸など多岐にわたる。
[ 岡山県立博物館 ]
古代に繁栄した吉備国をはじめとした原始・古代からの数多くの文化遺産を収集・保存。
1971年(昭和46年)8月に岡山県政100周年の記念事業の一環として開館した。
収蔵品には国宝の鎧、国の重要文化財の絵画、刀剣、考古資料等が含まれる。
岡山を生誕の地とし、日本を代表する画家であり、詩人であり、デザイナーであった竹久夢二。
誰もが一度は彼の名前を耳にしたことはあると思います。
竹久夢二が残した作品、彼の人間性などに夢二郷土美術館で触れてみてはいかがですか。
竹久 夢二(明治17年9月16日~昭和9年9月1日)
本名は竹久茂次郎。岡山で代々酒造業を営む家の次男として生まれる。
16歳で岡山を離れ、兵庫・福岡と移り住み、18歳で上京。
早稲田実業学校に入学し、在学中に投書したコマ絵でデビュー。
「夢二」の名で画家として、また詩人やデザイナーとして活動の幅を広げていくこととなる。